目次を作ってみました
合唱
というわけで、
2023年2月18日、兵庫県神戸市東灘区に位置する、菊正宗の蔵開きに行ってまいりました。
どんな蔵開きだったか、一言で言うと、
3年ぶりの開催でした。
新型コロナウイルス感染症の影響で例年よりも、規模は縮小した感がありましたが、
それでも社員、関係者の方々がしっかりと盛り上げて、
これまで同様、楽しく意義のある蔵開きであったと感じました。
コロナが流行したからといって、日本酒が悪ではないし、
食を通して、人と交流して、笑顔になることは素敵なことだと思いました。
というわけで、
ちなみに、マイクを握って熱唱しているのが杜氏さんで、
最後のマイク挨拶をされたのが、社長さんです。
※杜氏‥酒造りの責任者
※社長‥経営の責任者(経営者)
(プロ野球で例えると、監督とオーナーの関係が近いかな)
というわけで、
上記の動画では蔵開きは終了しましたが、
よろしくね。
菊正宗とは
私はこれまで兵庫県の多くの酒蔵を記事にしてきました。
菊正宗とは
とまぁ、こんな感じで、菊正宗を端的に紹介するならば、
それは、
もしくは、生酛(きもと)造りという伝統を守り続けて、
キレのある「うまい辛口」を醸す、そんな酒蔵です。
という、読者の皆様、ご安心ください。
簡単ではありますが、説明させていただきます。
生酛(きもと)造りとは?
では、菊正宗の代名詞、
生酛(きもと)造りとは、どんなものなのでしょうか?
なにをしているのかというと、
櫂(かい)で蒸し米と麹をすり潰して、乳酸を造っています。
ちょっと説明しますね。
酒造りは、糖をアルコールに変えなければならないのですが、
そのために酒母をつくらなければなりません。
そして、その酒母をつくるためには、
乳酸をつくらなければならないのですが、
今の酒造りの主流は、この乳酸、そのものを直接いれて、酒母を造ります。
要は既製品の乳酸を使用するわけです。
この酒造りは、速く醸すという名前の通り、簡単で失敗の少ない合理的な方法です。
対して、
生酛(きもと)造りとは、
この乳酸菌を利用する生酛(きもと)造りは、
手間と時間がかかる上に、難易度が高い、と言われています。
そして、この生酛(きもと)造りで生き抜いた強い酵母が、
おいしい辛口の日本酒を造ります。
具体的にいうと、生酛造りで造られら強い酵母が、
元気に糖をアルコールにするので、
すっきりキレのある辛口になるそうです。
これだけ醸造技術が進んだ現代日本において、
未だに昔ながらの手法で醸すお酒がおいしいなんて、面白いですよね。
それを大手の酒蔵である菊正宗が、
高い人的技術で伝統を守り、
辛口の日本酒を造り続けているというわけです。
つまり、生酛(きもと)造りとは、
手間ひまをかけて造る
そんな昔ながらの、難しいお酒造りなんです。
閑話休題
少し話はそれますが、
当ブログを訪れていただいてる方は、
少なからず、日本酒に興味を持たれているのではないでしょうか?
1988年連載の作品ですが、未だに色あせない名作です。
1994年に、和久井映見さん主演でドラマ化されたときは、
若い女性が、楽しく元気に日本酒造りをするのかな?
と思ったのですが、実際は、
未読の方はぜひ。
開催情報
2023年、年が明けて、私には気がかりなことがありました。
毎年、参加するのを楽しみにしていたんですが、
2021年・2022年は、コロナウイルスの感染拡大の影響で、蔵開きは中止だったんです。
心の隅で気になりつつ、なにげにTwitterを見ると、
案内文があったので、紹介しますね。
菊正宗「嘉宝蔵」は、丹波杜氏伝統の「寒造り」による仕込みも終盤を迎え、
華やかな新酒の季節になりました。
日頃の感謝をこめて、香り高いしぼりたて新酒を楽しむ会を開催いたします。
灘の本流辛口を是非お楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。
入場無料
といわけで、予定を確保して参加した次第です。
- 生酛しぼりたて新酒の振舞酒
- うまいもん屋台
- 情熱ダイニング 特製粕汁
- 季節蔵「嘉宝五番蔵」の見学会
- 豆腐やまいち 温やっこ(冷やっこ)
- おすすめ日本酒・各種有料試飲
- 大起水産・さばきたて!新鮮!生本まぐろ
- ステージ・酒樽こも巻き作業の実演
- 樽酒マイスターのファクトリー見学会・「酒樽づくり」の実演
- 菊正宗酒造記念館
ちなみに、蔵開きに行く前に、
ここだけは、個人的に押さえておきたい、
と考えていたのは、
- 季節蔵「嘉宝五番蔵」の見学会
- おすすめ日本酒・各種有料試飲
- 大起水産・さばきたて!新鮮!生本まぐろ
では、蔵開きに行きましょう!
いざ、行かん!
開催時間は、午前10時~午後3時です。
ということは、
会場内で飲食する場所を確保しなければならないので!
あと、車で訪れるわけにはいきませんから、電車で訪れました。
JRで行くなら、住吉駅ですが、少し距離があるので、
10分ほど住吉川沿いをテクテク歩いて、菊正宗を目指します。
余裕を持って到着したので、開場までは、駐車場で並んでの待機でした。
今回の開場待ちの人数は少なめでしたが、多いときは、周辺が人で埋まります。
以前はここで、福袋の販売をしていたこともありましたが、
今回は、福袋の販売は、後日予約受付とのことでした。
開催時間がせまってくると、どんどんと駐車場に並ぶ人が増えてきました。
そして、
入場!
貴重な機会ですね。
入場してすぐ、
※無料です
フレッシュで軽快な味わいでした。
おかわりが欲しかったので、お金を払って、ビンごと購入しようとしたのですが、
本会場ではなく、隣にある菊正宗酒造記念館で販売しているとのことでした。
隣の建物ですが、一旦、会場から外にでるので、しぼりたて新酒の購入はあきらめて、
会場内の飲食にターゲットを絞ります。
※持ち込みの飲食は禁止でした。
さぁ、席は確保できました!
これから、蔵開きをエンジョイします!
おすすめ日本酒・各種有料試飲
まず、蔵開きに訪れたからには、
なにをおいても、菊正宗のお酒を確保しなければ始まりません。
後は、菊正宗の新ブランド「百黙」と、
燗酒が販売されておりました。
樽酒・枡入り
樽に入ったお酒を、汲んで枡(マス)に入れて販売してくれたのが、
樽酒(枡つき)、純米酒ではなく、上撰生酛の本醸造。
500円です。
- 香りの良い吉野杉の酒樽を開いています。
- 開けたてを木枡に注いで、粋にいただけます。
肝心の味は、キリっとした喉ごしが持ち味の本格辛口酒です。
枡(マス)の良い香りと、生酛辛口酒のマッチングが、料理の味を引き立ててくれました。
毎回、枡(マス)を持って帰ってコレクションにしています。
燗酒
続きまして、燗酒(かんざけ)は紙コップに注がれて、1杯、100円です。
燗酒(かんざけ)とは、要するに、温めたお酒です。
- 嘉宝蔵で仕込んだ生酛造りの特撰酒
- 名だたる老舗飲食店の御用達
とのことです。
肝心の味はですね、
つまり、おいしいです。
ただ、良い酒(高い酒)は、冷やで飲まないと、もったいない、
なんて固定観念があります。
(味を感じやすいので)
そして、菊正宗が理想とするのは、
「料理を引き立てながら飲み飽きしない名脇役」
とのことで、燗酒はその本領を発揮するそう。
身体と懐を温めてくれました
でも、安いからって、こればかり飲んではいけません。
個人的に本命は、次に紹介するお酒です。
百黙(ひゃくもく)
個人的に、菊正宗でイチオシの日本酒、
それが、
百黙、それは、菊正宗が2016年4月に130年ぶりに立ち上げた新ブランド。
どんなお酒か、端的に、3言で説明しますね。
- 原料にこだわった
- ちょっとお高めの
- 今風の(モダンな)うまい冷酒
百黙の名前の由来は、
「寡黙な人が発する一言は、聞く者に強い感銘を与える」
という意味の四字熟語「百黙一言」から名付けられています。
そして、原料である米は、
三木市吉川「嘉納会」で契約栽培された、特A地区産「山田錦」を100%使用。
しかも、この最高級品の酒米を、1部ではなく、100%贅沢に使用しています。
加えて、酒造りに使われる水は、かの有名な、※灘の宮水。
(※酒造りに適したミネラル分豊富な硬水)
それを大手の老舗名門、菊正宗が醸造したのが、百黙です。
味は、近年の人気の日本酒の特徴である、
旨味が口中に広がり、日本酒特有のコクが味覚に残ります。
この百黙、おいしいのは有名なんですが、
いかんせん、酒屋さんでは、ちょっとお高いんですよね。
それが、今回の蔵開きでは、
百黙3種と、セセシオン飲み比べセットで、なんと、500円。
大変おいしくいただきました。
ちなみに、セットでついてくる、セセシオンというお酒は、
百黙とは違うシリーズで、
菊正宗の開発したCRU2酵母を用いることにより、
甘味と酸味のバランスがとれた、新しいタイプの日本酒です。
わかりやすく言うと、
市販されている商品も、お買い得な価格となっているので嬉しいですね。
百黙 無濾過原酒
個人的に、百黙がイチオシと前述しましたが、
大別すると、以下の4種類です。
- 純米大吟醸
- 純米吟醸
- オルトスリー
- 無濾過原酒(純米大吟醸)
ひとつひとつ、きちんと説明したいのですが、
長くなるので簡単に言いますね。
- 純米大吟醸‥‥高級。
- 純米吟醸‥‥‥そこそこ高級。
- オルトスリー‥山田錦の日本酒を混ぜた新しいタイプ。
そして、最後の、
無濾過原酒(純米大吟醸)が特徴的なお酒で、
え、なんで?
と疑問に思い調べましたが、わかりませんでした。
と個人的には、推測しています。
ちなみに、無濾過原酒というのは、
濾過をしていない、水を加えていない、という意味です。
つまり、できたまま(搾ったまま)に近いお酒、
というと、わかりやすいでしょうか。
肝心のお味はというと、
無濾過ならではの、ガス感(炭酸感)が特長で、
フルーティーなとろみと、甘味がありつつ、
日本酒特有の重みとコクもしっかりです。
貴重なお酒なので、しっかり味わっていただきました。
和らぎ水(やわらぎみず)
美味しいお酒のイベントに参加していると、
ついつい深酒になってしまいます。
飲酒の間に、水を飲むことによって、
深酔いするのを防ぐことができると言われています。
酒好きの必須アイテムです。
それが無料で飲める場所を、会場の中心に設置してくれています。
嬉しい心遣いですよね。
しかもこれって、
酒造りのための専用水(六甲山系の水)、
とのこと。
粋ですよね。
酒造りのための専用水、
ということは、、、、、
かの有名な、
なのでしょうか?
それにしては、ミネラルウォーターのように飲みやすい水でした。
※灘の宮水は、硬水で有名なんです。
なんてね。
無料だったので、たくさん飲みました。
大起水産
菊正宗の蔵開きは、お酒だけでなく、食事も準備されています。
そして、この食事が、
良い協力企業の助力を得ているんだなぁ、と感心してしまうほど。
その中でも、特におすすめなのが、
ここのお寿司が、ホントにまぁ、おいしいんです。
そのおいしいお寿司を、おいしい日本酒とあわせていただく、というわけです。
店員さんに、たくさんあるメニューから
と尋ねたところ、
これがまた、店員さんのアドバイス通り、おいしいんです。
トロというだけあって、濃厚な脂の旨味と、とろけるような食感が口の中に広がり、
さばきたて、切りたて、にぎりたて、の
三拍子そろった新鮮な、生本マグロ、とのことです。
そんなお寿司を食べて、旨味が口の中に残っている状態で、
菊正宗の日本酒をいただきます。
色んなお酒とあわせて、食事をするのが楽しいんです。
個人的には、お寿司には、辛口のお酒を合わせるのが好きですね。
ちなみに、
大起水産・店員さんオススメの、本まぐろづくし、ですが、
追加購入しようとしたら、早々に売り切れておりました。
※他のお寿司も美味しかったです。
食事
大起水産のお寿司は大満足でしたが、
他にも食事は準備されています。
は、写真を撮り忘れました。
どれもクオリティの高い料理で、とても満足です。
※意外と唐揚げが気に入って、リピート購入させていただきました。
飲んで食べて大満足です。
ステージ
さて、食事とお酒を楽しんでいると、
ステージで、蔵人の皆さんが唄で盛り上げてくれました。
皆さん、野太いながら、よく通る歌声で心地よかったです。
なんでも、酒造り唄、というのは、
酒造りが始まった400年ほど前から歌い継がれてきたとのこと。
当然、その時代は機械も時計もありません。
そのため、酒造り唄で、時間調整や工程をたどっていたそうです。
また、士気を高めたり、故郷を想う意味もあったとか。
生歌を聞きながら、食事も楽しんで贅沢なひと時でした。
酒樽こも巻き実演
他にもステージでは、
酒樽、(72Lの4斗樽)に、
菰(こも)を巻く作業の実演を、見せていただきました。
当たり前のように見ている酒樽が、
多くの工程を経て、形を整えていていく様子に目を引かれつつ、
と確信しました。
ただ、挑戦してみたいとも少し思いました。
カッコイイ!
酒樽づくりの実演
酒樽といえば、菊正宗のビヨンセがいる、という噂を聞きつけ、
樽酒マイスターファクトリーの見学にも訪れました。
吉野杉の香りの日本酒(樽酒)の、酒樽を造る工程を見せていただきました。
そして、その巧みに酒樽を造る工程を、
ビヨンセと言われている?女性が解説してくれました。
なんでも、この酒樽造りに惚れ込んで、菊正宗で働かれているそうです。
酒樽づくり
根本的な疑問として、
と思って調べてみました。
まず、
日本酒が広まった江戸時代は、すべて樽に入ったお酒で流通しておりました。
そして、その樽に入ったお酒には自然と、杉の香りがついており、
それを、おいしいと皆が感じとっていました。
現代はお酒の保蔵容器は、「びん」のガラスが主流になりました。
そのことにより、お酒の味を保つことができるようになります。
しかし、樽の杉の香りを楽しむことができなくなりました。
そんな中で、菊正宗は、
昔ながらの、香り高い樽酒を、
家庭で手軽に楽しんでもらいたい!
という想いを持ちます。
そして、
樽で寝かせたお酒を、
びんに詰めるという、
「樽びん」を誕生させました。
これが市販されている樽酒というわけなんですが、
これを製造するのに、酒樽が必要というわけです。
、
、
つまり、
↓
↓
でも、現代は、酒樽ではなく、ビンに詰めたお酒の流通が普通です。
↓
↓
という感じでしょうか。
、
。
。
なんというか、
とても労力をかけていると想像できます。
、
。
販売されているお店は多いので、
ぜひぜひ売場で探してみてくださいね。
閑話休題②
以前は、会場内に菊正宗の関連商品の物販がありましたが、
今回は隣の施設、菊正宗酒造記念館の売店だけでした。
日本酒を使用した関連商品が面白いので、当ブログでも紹介させてください。
興味のある方はこちらから購入してくれると嬉しいです。
私が、、、。
そして、関連商品を調べてみて、一番人気だったのが、
最後に、こちらの商品も人気でした。
商品すべてに、日本酒で肌のうるおいを守る、という想いが込められているそうです。
おいしいだけじゃなく、美肌にも日本酒が良いなんて面白いですよね。
嘉宝五番蔵の見学
最後は、蔵開きのメイン!
菊正宗の心臓部!
酒造りのシンボルともいえる、
蔵人達が、秋から約半年間、住み込みで、酒造りを行うそうです。
さぁ、蔵の中は一体どうなっているのでしょうか?
わくわく、
どきどき。
と、思っていたら、
残念!
ギリギリ入口のところ、
蔵内は、靴カバーと、ネット帽を着用しての見学です。
日本酒を貯蔵する青い巨大なタンクが、整然と並んでいます。
嘉宝五番蔵の見学会、どんなものであったか、
一言でいうと、
え?
生酛(きもと)造りが、なにか忘れた?
と言いたいですが、ちょっと、難しいですよね。
ここは、私が日本酒好きを代表して、
生酛(きもと)造りを一言で表現します。
それは、ずばり!
という、理解で良いと思います。
なんていうと、当ブログの読者の方は、
と思うかもしれませんね。
それが、コクとキレのある旨い辛口の日本酒を造る秘訣、というわけです。
ただし、難しくて重労働なので、他の酒蔵は、ほとんどやらない手法です。
それを大手の酒造メーカー・菊正宗が、
伝統を守り、手間ひまをかけて行っているから、
いろんな酒蔵に、いろんな個性がありますが、
こだわりのある酒蔵は、やはり面白くて人気がありますよね。
まとめ
以上、菊正宗の蔵開き、
ほとんどのプログラムを紹介できた、と自負しているのですが、
これまで菊正宗の特徴が、生酛造り、と表現してきました。
この生酛造りは、難しい、酒造りです。
これを言いかえると、
それは、
そんなリスクを負った酒造りだと思います。
そして、新酒ができる季節、
つまり蔵開きが開催される日は、
菊正宗の関係者の皆さんが、
酒造りの緊張感、プレッシャーから解放された、
いや、
酒造りを成功させた
そんな時期だと推測しています。
そう思うと、
お客さんが称えている
そういう構図で見ると、見方が変わってくるのではないでしょうか。
自然と笑顔が生まれてくるイベントって素敵ですよね。
菊正宗酒造記念館
こうして、菊正宗の蔵開きの記事を書き終えたわけですが、
ふと気づきました。
となると、ここまで読んでくれた奇特な読者は、
と感じるのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひともココ!
場所は今回、蔵開きが行われたすぐ隣です。
個人の方は、ふらっと立ち寄ることができます。
10名以上の場合の場合は、インターネットHPから予約で、
40名以上の場合は、記念館へ連絡をして欲しいとのことです。
どんなところ?
菊正宗酒造記念館は、すぐ近くに無料の駐車場がありますが、
個人的には、電車で訪れることをオススメします!
え?なぜかって?
しかもなんと、この記念館では、
菊正宗の生酒が、
無料で飲めるんです。
お酒好きの方は、これだけでも来館する価値を感じるでしょう。
しかも、最近知ったのですが、
高級酒を選べるのですが、今回も百黙をいただきました。
おいしいので、飲みすぎ注意です!
お酒好きの人が、好きそうな味ですね。
※周辺の酒蔵では、なぜかソフトクリームを販売していることが多いです。
あとは実際に行ってみてね
その他にどんなものがあるか、簡単に紹介して終わりますね。
1番の見どころは酒造展示室で、
順路が、会所場→洗場→釜場→麹室→もと場→造蔵→槽場→囲場、
の順に酒道具が展示されて、酒造りの流れを知ることができます。
その他に別の部屋では、酒器の展示や、
生酛造りがどんなものかのビデオ上映もありました。
お酒造りの昔と今、
変化したことと、変化していないことを感じとることができて楽しめました。
おまけ
以上のような感じで、蔵開きと、普通の日に
電車で菊正宗を訪れました。
こうして、手軽に訪れることができるのが、兵庫県民の特権ですね。
私の場合、その後はきまって、
必ず周辺を散策して、
時間をつぶすようにしています。
え、どうしてすぐに電車で帰らないのかって?
それはね、
お酒の酔いをさましておかないと、電車で、