自慢じゃないですが、私は方向音痴です。
本当です!まぁ確かに自慢ではないのですが、
JRでも山陽電車でも、姫路駅を降りて、地下街に入ると必ず迷子になるのですが、きまってこのタツリキショップに行き当ります。
このお店の場所を調べてみると、グランフェスタの2番街に位置しています。
(グルメ・ショッピング・お土産が揃う商業施設の地下街)
地図を見ると、山陽電車姫路駅(山陽百貨店地下)からは、東にまっすぐ進んですぐ。
JR姫路駅からは、中央改札口を地下に降りて北にまっすぐ進んですぐ。
地図を見ると、簡単に辿りつきそうですね。
どんなお店なの?
タツリキショップは兵庫県姫路市網干区に位置する酒蔵、本田商店が運営するアンテナショップです。
(網干駅の西には総合車両所があって、この駅を始発・終着とする大阪、京都方面への列車が多く設定されているそうですよ。)
ちなみに、本田商店は網干駅のすぐそばにあって、事務所の看板がすぐ目に入ります。
タツリキショップは、そんな姫路の酒蔵、本田商店が醸す色々なお酒を、繁華街である姫路で、有料で試飲できる場所です。
(だいたい、1杯200円くらいです)
色々な龍力のお酒を味わって、購入の一助にしてください、とのことでした。
※もちろん、本田商店が醸造する銘柄に限られます。
ふらっと立ち寄って、カウンターにもたれかかって、メニューを拝見します。
どんなお酒があるのか、どんなお酒が好みなのか、店員さんとお話しながら、注文したお酒を注いでもらいます。
どんなメニューなの?
蔵直営店だからできるこの価格です、とのことです。
(お猪口1杯の価格です)
お米の違いのお酒、
五代目蔵元が提案する、テーマの合わせた新しい日本酒、
最高級の素材を使ったお酒に、大人気のお酒がサービス価格などなど。
メニューにないお酒も、店員さんに聞いてみるとあるかもしれないので、聞いてくださいね、とのことです。
というより、他の酒屋さんや、網干の蔵元(事務所)よりも、このタツリキショップのほうが商品が揃っているので、ここで購入して欲しいとのことでしたよ。
販売店としても、ユニークで素敵なお店ですよね。それだけ商品に自信をお持ちということでしょうか。
注文してみました♩
私が注文したお酒はこんな感じです。
雄町(生酒)‥‥200円
にごり酒‥‥‥‥200円
え?聞いてない?
なんて人に絡んではいけません。
お酒を舌で転がしながら、静かにゆっくり味わいます。
そうしていると、最初は誰もいなかったカウンターに、一人また一人と他のお客さんがやってきます。
若い男性客に、中年女性も買い物帰りなのか、ふらっとお一人で、初老の夫婦も仲良くやってきたり。
最初は独り占めしていたカウンターも、他のお客さんがくると狭くなってきて、少しずつ端に寄ります。
他のお客さんが多くなってきたら、潮時です。
と一言残して退店します。
老兵は去るのみです。新兵(新しいお客さん)に席を譲ります。
ちなみに、代金は注文時に支払うシステムになっています。
酔い冷ましに、きまって隣のKALDIで試飲のコーヒーをいただいているのは、ここだけの秘密です。
本田商店ってどんな酒蔵なの?
そもそも、なぜ〇〇酒造とか、〇〇正宗とか、〇〇錦とか、〇〇鶴とかではなく、本田商店なのでしょうか?
それは、もともと造り酒屋ではなく、お酒を造っていた親戚のお酒を売るための小売酒屋として、網干駅前の商店にでてきたので、本田商店、なんだそうです。
この蔵の最大の特徴は、タツリキショップにも大々的に描かれているのですが、
酒米にこだわる蔵
ということでしょう。
日本酒の原料は、米、水、麹、ですが、その中で日本酒に与える米の影響は当然大きいです。
それで、その米ですが、本田商店は使用する原料米をすべて酒造好適米に限定しています。
その中でも、酒米の王様と言われいてる、山田錦を多く使用いています。
一般的に、食用米でお酒を造ると、甘かったら甘いだけ、辛かったら辛いだけで、幅や広がりが少ないお酒となりますが、
山田錦は甘さと辛さを併せ持った濃醇で幅のあるお酒ができるとのことです。
つまり、山田錦という酒米が最も酒造りに適していますよ、という、まぁここまではよくある話なんですが、。
山田錦だったら、なんでも良いというわけではないんですね。当然、山田錦の中でも品質の差があります。
その山田錦ですが、産地は兵庫県がもっとも適していると言われています。
またその中で、さらに産地は限定されていて、兵庫県の中でも、特A地区(超優良地帯)、A地区、B地区、C地区に分類され、同じ山田錦でも、収穫地によって品質が変わってきます。
厳しい生産条件が必要な特A地区産の山田錦は、山田錦全生産量からわずかしか収穫されないとても貴重なお米で、日本酒の原料として最高に優れています。
なにが言いたいかというと、本田商店が醸造する銘柄「龍力」(タツリキ)が使用する山田錦は全て特A地区産ということなんです。
ちなみに、山田錦(特A地区)といわれているあたり、三木市吉川町や加東市をドライブしていると、他府県の有名な酒蔵の旗がたっており、ここはうち(有名な酒蔵)の契約農地ですよ、という光景があって面白いですよ。それだけ、酒蔵にとって酒米というのは大事で、特A地区の山田錦は貴重なんですね。
お店情報です
店名 | タツリキショップ |
---|---|
住所 | 兵庫県姫路市駅前町188-1 姫路地下街グランフェスタ2番街 B1F |
電話番号 | 079-221-3562 |
駐車場 | 無 |
営業時間 | 10時~19時30分(有料試飲終了)20時まで。 |
注意事項 | おつまみ等持ち込み禁止、迷惑行為、大声、長居は控えましょう |
地図です
おまけ
特A地区の山田錦で醸したお酒は当然おいしいのですが、やはり高級で私のようなものにはなかなか手がでません。
ですので特別価格で提供してくれる、このようなお店はとても嬉しいです。
たまに良いお酒を飲むと、普段との違いを実感できるんです
コロナが落ち着いたら、ぜひ立ち寄ってみたいです(*^-^)
コメントありがとうございます。
訪問の手助けになれば幸いでございます
[…] グルメ 日本酒バー タツリキショップ 兵庫県姫路市駅近の地下に近..… […]
[…] […]
[…] […]